ペトロマックスのランタン
昔から変わらない形の、ドイツの古典的なランタン。
それでも、日が暮れたら、 薪を燃やして灯りを灯す…、
それに比べたら、このランタン は随分と進化した形だと思う。
夏のキャンプでは、明るい灯火に虫が寄って来るので、
テーブルにはベイビースペシャル276のような淡い光を置いて、
ランタンスタンドにこのHK500を引っ掛けておくという使い方が良いと思う。
加圧式のランタンにはホワイトガソリンを使うコールマンのランタンがメジャーだけど、
このHK500の燃料は灯油を使う。
気化しにくい灯油をガス状にしてマントルに吹き付けるために、
加熱不十分だったりすれば、トップカバーが火だるまになってすぐに炎上してしまう。
そんなHK500だけど、
何度も分解して、正しい扱い方を探してきた今となっては、
ランタンを灯すのも分解していじるのも、楽しいと感じられる。
シュゴーっと音をたてて灯るランタンは、LEDにない存在感と扱う楽しみがある。